Welcome >> Coffee Break  >> コーヒー豆の産地と味

Coffee Break ちょっと一息(その5)

コーヒー豆の産地と味

コーヒーの豆は、主に次の13カ国で生産され、その種類も15種類ほどしかありません。

ただ、その産地ごとに、コーヒーの味を決める香りや酸味などはとても異なり、それだけにコーヒー通には、生産国と豆にはこだわりがあるものです。

また、基本的に、豆の種類は、出荷される港の名前が付けられることが多く。例えば、GENTSでメインに使用しているサントス豆も、ブラジル産で、ブラジルのサントス港より世界中に送られていることから、付けられた名前です。

それぞれの産地と豆の特徴は、次の通りです。(以下Asahi飲料ホームページより引用)

ブラジル産…品種:ブラジル

ブラジル産は適度な苦味と柔らかな酸味のバランスがよく、癖がないためさまざまなブレンドにも用いられます。世界で最多の生産量を誇ります。「ブラジル・サントス」はサントス港出港のコーヒー豆です。

コロンビア産…品種:コロンビア

甘い香りとまろやかな酸味でマイルドコーヒーの代名詞です。全体的に豆は大粒ですが、その中でも粒の大きいスプレモと、小さめのエキセルソに分けられます。

タンザニア産…品種:キリマンジャロ

強い酸味と甘みが調和し、高い香りで上品な風味が特徴です。「キリマンジャロ」はアフリカの最高峰キリマンジャロで栽培されることに由来します。

メキシコ産…品種:メキシコ

適度な酸味と香りで上品な味が特徴です。「メキシコ・アルトゥーラ」は4000〜4200フィートの高地で生産される最高級品です。

グアテマラ産…品種:グアテマラ

豊かな香りとやや強めの酸味、芳醇な味わいが特徴です。火山地区の山脈斜面で栽培されますが、高地で栽培されるほど香りが良いといわれています。

イエメン産…品種:モカ・マタリ

強い香味、特に酸味が特徴です。「モカ」とは、かつてコーヒー出荷港として栄えた港の名前です。なかでも「モカ・マタリ」はアラビアン・モカと呼ばれ、イエメン産の最高級銘柄です。

エチオピア産…品種:モカ・シダモとモカ・ハラー

コーヒー発祥の地エチオピアのコーヒーは、特徴のある酸味とバランスの良い味が特徴です。古くはイエメンのモカ港から出荷され、イエメン産のアラビアン・モカと区別するため「モカ・ハラー」「モカ・シダモ」など、産地の名を冠して呼ばれることも多いようです。

インドネシア産…品種:ジャワとマンデリン

ジャワ島「ジャワ・ロブスタ」は、強い苦味と特異な香りがと特徴です。

スマトラ島「マンデリン」は、強めの苦みと軽い酸味で個性的な風味ながらも、なめらかな口あたりで濃厚なコクがあります。インドネシア産で最高級品とされています。

ハワイ産…品種:コナ

強い酸味と甘い香りが特徴です。ハワイ島西部、コナ地区の火山性土壌で栽培されます。

ジャマイカ産…品種:ブルー・マウンテン

甘・酸・苦の三つの味が絶妙に調和し、香り高い風味が特徴で、コーヒーの王者といわれています。ジャマイカ東部のブルー・マウンテン連峰の定められたエリアのものだけをブルー・マウンテンと呼びます。

キューバ産…品種:クリスタル・マウンテン

適度な酸味と苦味があり、すっきりとした味わいが特徴です。

コスタリカ産…品種:コスタリカ

芳醇な香りと適度な酸味を有し、上品な味が特徴です。栽培地の標高の高さで格付けされています。

ペルー産…品種:ペルー

優しい香りとまろやかな酸味に、余韻の残るしっかりとしたコーヒー感が特徴です。

ぜひ、自分好みの豆探してみてください!